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頭痛コラム

  • 公開日:2024.01.24
  • 最終更新日:2024.02.08

#10 頭痛ダイアリー 〜自分の頭痛の観察日記をつけよう〜

島根県出雲市の須佐クリニック副院長の須佐葉子です。
脳神経内科・頭痛外来を担当しています。
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頭痛ダイアリー。
頭痛外来での診療では、欠かせない大事なアイテムです。
私の外来に来られた頭痛もちの患者さんには、皆さんにお渡ししています。

どんなものか、まずお見せしますね。

日付を書いて、その左横の空白には、天気を書いてもらいます。

1日を朝(午前)、昼(午後)、夜の3つに分けて、それぞれに頭痛のあるなしを印をつけて記録します。

軽い頭痛なら +(軽度)
つらいけど何とか頑張れる頭痛なら ++(中程度)
寝込みたいほど、もしくは本当に寝込むほどなら +++(重度)
頭痛がなければ、空白のまま。

頭痛薬を飲んだら、必ず記入します。
薬の頭文字を書いてもらって(例えばロキソニンなら、ロとかロキ)
薬が効いたら○でかこみ、効かなかったら×、はっきりしない時は△とします。
内服回数を把握しておくことは、頭痛治療ではとても大切です。
忙しい時は、この内服記録だけでも書くようにします。

女性の方は、生理の期間も印をします。

メモ欄には、気づいたことや気になること、薬の効き具合などを書きます。
「前日寝不足。朝から頭痛が出た」
「天気のいい日だった。外仕事を長くした後、夕方から頭痛」
「キラキラしたものが見える前ぶれあり」
「今週は頭痛なし。ストレッチを続けているからかも」
「内服後1時間で楽になった」
など、何でもメモしてください。
特に、頭痛の誘発要因(コラム参照)らしいものや、これをすると調子がいいかも、というものは、治療に直結しますので、色々記録してみましょう。

ポイントは、「自分の頭痛の観察日記をつけるつもりで」。
まずは、自分の頭痛を知ることがとても大事!
あなたを悩ませるつらい頭痛にも、必ず弱点があるのです。
それを見つけるためにも、客観的にしっかりと頭痛を観察することが必要です。
頭痛ダイアリーは、そのための強力なツールなのです。

頭痛ダイアリーは、頭痛外来を受診されていない方でも、もちろん使えます。
頭痛外来の受診を考えておられる方は、試しに2-4週間つけてみて下さい。
初診時に持ってきていただくと、大変参考になります。

頭痛ダイアリーは、日本頭痛学会のサイトからダウンロードできます。