島根県出雲市の須佐クリニック副院長の須佐葉子です。
脳神経内科・頭痛外来を担当しています。
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2月22日は何の日か知っていますか？
実は「頭痛の日」なんです！
（猫の日でもありますが…）

日本頭痛学会、日本頭痛協会は、
毎年2月22日を「頭痛の日」と定めています。
「ず（2）つう（2）」の語呂合わせですね。

頭痛はありふれた症状でありながら、その生活への影響はとても深刻です。
それなのに、治療可能な疾患として、なかなか認知されていません。
周りにも、頭痛のつらさは理解してもらいにくく、
患者さん自身にも、必要な情報が行き届いていない、
そんな状況を改善したい。
頭痛患者さんが、適切な理解とサポートを受けられるようにと
「頭痛の日」を設け、いろいろな啓蒙活動が行われています。

グリーンは頭痛患者さんに優しい色とされており、
（鮮やかな色は、頭痛時にはつらいことが多いです）
グリーンをテーマカラーとして様々な取り組みがされています。
（ちなみに、当クリニックのイメージカラーもグリーンです）

昨年2023年の頭痛の日には、頭痛の啓蒙活動の一環として、
熊本城がグリーンにライトアップされました。
そのほかにも、全国のいろいろな施設や病院で、
グリーンライトアップや様々な啓蒙活動がされています。
今年は、去年よりさらに多くの場所で、緑色の光がともることでしょう。

今や、頭痛はじっと痛みに耐えている時代ではありません。
頭痛診療はずいぶん進んでおり、有効な治療薬や予防薬がたくさんあります。
頭痛の日をきっかけに、少しでの多くの方に頭痛について知って欲しい。
そんな思いで、毎日診療をしています。

頭痛にお悩みの方は、この機会に、ぜひ頭痛外来を受診されてみてください。